TOTO'S的釣り人養生訓
TOTO'S的釣り人養生訓 2002 by maji
●そもそも18世紀初頭(1713年)貝原益軒なる儒者が「養生の書」を84歳の時に書いたのが
始まりで、出版と共に夫人は亡くなり、後を追うように翌年この世を去った方のTOTO'S的解
釈であります。中でも「今、八十三歳にいたりて、なほ夜、細字を書き読み、歯固くして一も落ち
ず」・・と、おっしゃっておられる。あやかりたいもの・・・読めば全てが氷解する・・ハズ。
▲この「養生訓」は第八巻まであって、長くて覚えてもいられない。素直に取るとご尤もな健康
留意書である・・が、今回、「釣る」に重要な部位を抜粋して、TOTO'S的に解釈・解説します。
役に立つかどうかは別です。あしからず・・・。
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【総論上】より
★およそ人の楽しむべき事三あり・・・人間の楽しみは約3つある。ひとつは道を外さず、善
を楽しむこと。二つ目は気持ち良く楽しむこと。三つ目は長く久しく楽しむこと。つまり、「釣り」
ができる体力と気力と多少の善意があれば、いくら貧乏でも人生は楽しめる!・・と、解釈し
た。
★養生術は先ずわが身を損なうものを去るべし・・・飲食の慾、好色の慾、眠りの慾、更に
喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の7情の慾をこらえると元気は損なわない。・・そんなこと言っていたら
現代では「うつ病」になってしまう。「内邪」とか「外邪」と言う言葉がやたら出てくる。中国の「素
問」にもよく出てくる。つまり、精神的な養生「釣り」をしていれば末永く元気・・!と解釈した。た
だ、「外邪」風・寒・暑・湿には十分留意せよ・・と、おっしゃっておられる。
★聖人は未病を治す・・・当たり前の事だが病気になる前に予防・注意をすれば大病にならな
い。孫子 曰く「よく兵を用うる者は赫赫の功なし」上手に兵を動かす士官は一見してわかる手
柄はないもの。なぜなら戦わないで勝つことができる。養生術も同じ。つまり、既に高血圧・糖
尿・痛風・狭心症・ストレスをお持ちの方は「清流」に行き「マイナスイオン」と「フェトンチット」を
浴びて、未病・慢性病を防ぎ改善することが大切である!・・・と解釈した。
★養生の道は気ままを押さえる事である・・・ほっといてくれ!「気ままさ」がTOTO'Sのポリ
シーなんだけど・・俗諺に「用心は臆病にせよ」また、唐代の名医、孫真人も「養生は畏るるを
以て本とす」・・とおっしゃる。つまり、年をとったら相応に慎みつつ釣行することが、事故や怪
我を防ぐコツである!・・と解釈した。
★気は広くあまねく行き渡るようにすべし・・・怒り・悲しみは停滞させてはいけない。また、血
液やリンパ・神経においても偏ってはいけない。ちなみに血液は50秒で全身一周する。スピー
ドは大動脈で秒速50cm。血管の長さは約9万km。日本人の6割はコレが切れたり、詰まった
り、汚れて御亡くなりになっている。つまり、停滞させないようにすれば良いわけで、その為に
は、「釣り」に行って手足を動かし、頭を使い、おいしい空気を吸うことが最も良い!・・と解釈し
た。
●次回は「総論 下」の食事・酒・入浴・寝る前にすること?・・とより具体的に掘り下げてみた
いと思います。・・お楽しみに!
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